臨床工学技士

やりがいがある

臨床工学技士は透析を始めとして様々な生命維持、また治療に必要な機器を操作するという立場になります。
常に機械を操作するだけでやりがいを感じないという声も聞こえてきますが、実際には非常にやりがいのある仕事です。
またやりがいだけではなく、自分でどんどんフィールドを広げていくことが出来るお仕事ですので、やりがいそのものについても限りなく見つけていくことができるでしょう。

上記のように生命を維持するための機器を操作する、また管理するというだけではなく、ある程度の経験を持つことによってさまざまなその他治療の補助をすることも可能になります。
心臓カテーテルの手術をする際の補助を行うことも、経皮的心肺補助装置の業務を行うことなどもできるのです。
あくまでもこのような部分については経験が必要になりますが、自分から経験を積んでいくことによってその分患者さんから感謝されることも多くなります。

さらには医師など医療機関側からの信頼も大きくなるため、こういった部分で大きなやりがいを感じることができるでしょう。
様々な患者さん、そしてチーム医療で医療スタッフとコミュニケーションをとっていきますので、コミュニケーション能力のある方であれば、この資格の取得を目指せると言えます。
機会が苦手な方は難しいと言えますが、反対に機械に興味のある方は比較的向いているといえるでしょう。

どんな場所で働きますか?

臨床工学技士は上記の通り、自分なりにやりがいを見つけたり活躍するフィールドを広げていくことができます。
実際にはどのような場所で働くかを考えてみると、まずは大小にかかわらず病院が1番になるでしょう。
このほかには、さまざまな医療機器を開発または扱うメーカーなどで勤務する事も可能です。

さらには専門の学校で教育者になるという方法もあり3年から5年以上現場で経験を積んだ上で専門学校の講師に着任することもできます。
このように臨床工学技士というのは、活躍できる場面も非常にたくさんありますので決して視野が狭い資格ではありません。

経験によって収入はアップする?

臨床工学技士は上でお話したとおり様々な経験を積むことができます。
そのため、経験などによって収入もアップするといえるでしょう。
より多くの経験を持ち、様々な分野で働くことができれば、その分信頼され任される仕事も多いので、そういった部分から収入は多くなります。
特に透析関係を専門とするクリニックで働くことができれば最も収入は高いと言われています。

職場探しをする上で、収入に関しては避けて通れない部分ですので、どのような職場が1番良い年収なのかをあらかじめチェックしておくと良いでしょう。
例え初任給が低くても、その後経験を積み多くの仕事ができるようになれば収入はどんどん高くなっていきます。