看護師の給与と待遇
看護師は医師と比べて比較的給与が低いというのが現状です。
看護師の仕事とは病院内の管理であったり、医師のサポートがメインになるので、患者の命を救ったりすることは直接はできません。
看護師という職業
もちろん厳密には入院患者を救うこともできますし、間接的には命を救う仕事をしています。
しかし、医師よりもハードルが低い仕事という認識が一般的で、特殊なスキルがなくても看護師の資格があればできる仕事という風に認識されています。
実際にとても優秀な人材がいたとしても、医師より評価されないという不遇な境遇になっているのが看護師なのです。
もちろん看護師も数年間頑張れば給与や待遇も良くなってくるのですが、近年はその数年が頑張れない方も多いです。
仕事の内容上困難な壁にぶつかることも多く、その壁にぶつかったときに、心が折れてしまう方もいます。
3年以内に仕事をやめる方も多く、新米のころは給与も低く「ずっとこのままなのか」と不安にる方も多いです。
また、看護師は今でも女性が行う仕事としてのイメージが強く、そこから給与の低さが算出されているようにも感じます。
実際には男性の看護師もたくさんいますが、それでも医師より給与水準が低いというのが現状です。
待遇に関しても医師に圧迫される人間関係だったり、患者からのセクハラや暴力などを受ける看護師の方もいます。
待遇とはまた違いますが、そういった問題もはらんでいるのが医療の現場なのです。
看護師の評価アップ
では看護師の給与を挙げたり、待遇を良くするにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは長年働くということが大前提となります。日本はまだまだ年功序列や経験を重視する傾向にあります。
5年以上の実務経験があれば、それなりに灸よの良い職場や待遇の良い職場で働くことが出来ます。
待遇や給与が良くなると、やる気が向上してさらに仕事を続けていくことも可能なので短くても3年以上頑張ってみるのが評価アップに繋がります。
しかし、現状の日本では長く働くのが必ずしも良いとは言えません。
なぜなら実績をつくっても評価されないこともあるからです。
早めに違う職種に転職するとはいっても看護師の資格をせっかく取ったのだからとこの業界にしがみつこうとする方も多いです。
しかし、それを逆手にとって低水準の給与で働かされるということもあります。
まずは周りにも認められる仕事をして、評価されるのを待つしかないです。
また、そうそうにこの仕事が向いていないと思った場合は、早めに違う職種に転職するのも良いかもしれません。
給与ではなく、待遇でもなく、信念を持って働くことが出来る方が求められています。
医師不足になっている現代は、なによりもまず自分が納得できるように働くのが良いです。