社会福祉士

障害などに対し支援を行っていく仕事

社会福祉士は、日本三大福祉士資格の一つとして社会的弱者を救済するための業務を行う仕事です。
三大福祉士資格でも、介護が必要な人への実際の介護業務を行うための「介護福祉士」、精神関連の病気や症状で生活が困難になっている人を救済する「精神保健福祉士」のように役割が分担されています。

社会福祉士の業務は具体的には「ソーシャルワーカー」と言われる分野で、高齢者や身体障害者、または貧困や虐待によって通常の生活を送ることができなくなった人に対し様々な支援制度を提案していきます。

業務を行っていくためには社会福祉全般に渡る知識が必要となるため、資格の修得には長い時間と難易度の高い試験を受けなければいけません。

介護福祉士および精神保健福祉士の国家試験合格率が60~70%であるのに対し、社会福祉士は20~30%となっており、取得が最も難しい資格となっています。

誰でも受験ができる資格と異なり社会福祉士は事前に四年制大学での指定科目や、二年制短大(三年制の場合もある)での課程を受けることにより受験資格が受けられます。

その分就職をするときには非常に有利な国家資格となっており、将来的に介護や福祉の分野でマネジメントに関わりたい人にとっては必須の資格と言ってもよいでしょう。

社会福祉士資格を取得することで就くことができる仕事

社会福祉士は実際に介護や福祉の作業をするのではなく、公的な支援制度や最寄りの地域のサポート施設を熟知することで本人に最もよい方法を提案していくことが主な仕事です。

これから介護を受けようとする高齢者やその家族、障害があって通常の仕事ができなくなってしまった人などに対し、どういった方法で支援をしていくのが最もよいかということを考えながら提案します。

社会福祉士という国家資格があることで何らかの排他的独占業務をすることができるわけではないのですが、それがあることで円滑に業務を進めたり、就業環境をよりよいものにしていくことができます。

就業が可能な仕事としては、社会福祉施設に勤務をしてそこに訪れる人の指導的役割をする「社会福祉施設指導員」や、介護施設や自治体の窓口に勤務してケアプランを作成する「ケアマネージャー」といったものが挙げられます。

就職をする先は介護業界全体が人材不足で困っていることからかなり多数で選ぶことができます。
しかし本当の意味で資格を生かして仕事をしていくなら、フリーランスや独自に事務所を運営するなどして支援をしていくということがおすすめになります。

介護や福祉の業界以外でも社会福祉士があることで昇格・昇進の条件にする一般企業もありますので、業界を限定せず幅広く求人を探すことができます。